集団認知行動療法ー心理士たちの昼下がり2

:だいぶ日がたちましたが心理士の昼下がり第2弾です。今日は集団認知行動療法(CBGT)を受けているうちに患者さんたちがどう変わっていくのか、感想を話してみましょうか。
:えーっと・・最初、他の人に意見を出すとき、(自分もそう思えないんだけどね)っていうカッコがついてる感じだったのが、だんだん「〜でいいんじゃない?」と、自分自身にも相手にも伝えている感じで、どしっとした感じがでてきて「頼もしい!」って思いますねー。
:ええ、人にはいいこと言えるけど、自分のこととなると悪い考えしか浮かばないという人が、つくづく多いってことですよねえ。それでも、みんなから意見をもらっているうちに「言われてみれば、こんなこともありました」と良かったことを思い出されることがあったり、視野が広がるというか、良いことにも気づくようになるということなんだなと、教科書に載っていることなんですけど、目の当たりにすると、本当にそうなんだなーと感動しました。
: そうですよね!CBGTでやっていることって、今までの考え方を変えるっていうんじゃなくて、視野を広げて、色々な考え方をすることが出来るようになるっていうことですよね。雑記帳でも、『参加してよかったこと・・・同じ問題でも自分とは違う考え方があること、失敗は何でもなく次のステップにすること、ちょっとした考え方の違いで楽になること。』ってありますよ。ほかにも『”私も自分なりにがんばってたのかもしれない”などと過去のものをきちんと消化することができました』という意見もあるし、失敗って思ってた経験が違う見え方になってくるんですよね!スゴイ!
:認知療法って、頭の中でぐるぐる考えて、負のスパイラルにはまってしまいがちな人に向いているようにも思うんですよ。そういう人は頭の中で考えるのが得意な人だから、その得意なことを活かして、だんだんと自分が楽になれる方向に考え方を広げていけるようになっていくんですよねえ。
:うん、自分を変えるってことじゃなく、ね。
:あと、CBGTでやったことを日常生活で実践してみた、という方がいらっしゃったんですが、思いあぐねていたことを行動に移してみたら「なんだか大丈夫でした!」と明るく話されていて、すごいなーという思いとなんだか嬉しい思いがありました。
:使ってると、だんだんしっくりくる感じなんですね。CBGTを受けて『なんとなく楽になったのと、考えすぎ、悩みすぎを実感しました。すこしずつですが楽しく生きようと思うこのごろです。』なんて嬉しい感想もありました。さらに『3度目の今回はいつの間にか認知の変化が現れていることを実感しています。なんだか以前より深く考え込むことがなくなってきたなと思っていたら振り返ってみると場面場面で学んだことをあてはめることができていました。』なんていう上級者もいます。本当に、繰り返し受けることをお勧めします。
:私も繰り返しやっているうちに、『すこし自分の考えが「マズイ」方向にいっているとき、そのことに気づけるようになりました。』という患者さんと同じように、自分で「ちょっと待て!」と思えるようになってきましたー。
:それは私も同じです!認知療法を勉強して、自分でも実践する内にマズイなっていうのに気付いたり、他の選択肢を考えやすくなったり。繰り返している内にじわじわと身についていく感じですよね。何度でも来てください。
:患者さんから「えっ」と思うような発想の転換が出た時は本当に嬉しくて感動します。CBGTはそういう感動があちこちに散らばった場所です。心理士さんたちの言葉にも同様に「えっ」という感動が出てきてますね。

さて、心理士たちの昼さがり、またのぞきにきてくださいね。
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テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

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